美女とラグビー
女子ラグビーワールドカップをはじめ、セブンスシリーズ、シックスネイションズ、五輪競技化など、ラグビーの近代化に伴い女性によるラグビーも一般的になってきてる。
しかし比較的最近までは、真剣にラグビーをプレーする女性というのは、ほとんど存在しない状況であった。「女子ラグビー」といえばチャリティーなどでの客寄せとして色物的に行われるのが常で、そこにラグビーの醍醐味を期待するような観衆は皆無であったろう。
写真は1974年、ロンドンで撮影されたものである。
この年、やはりチャリティーイベントとして女子ラグビーが企画されていた。触れ込みは「女優 vs モデル」。現役でスクリーンや雑誌を賑わせる美女たちが、野蛮なラグビーで泥まみれになり戦うという。これはその練習風景で、トライを決めている(?)のは女優のポーリン・パート。「新ドラキュラ 悪魔の儀式」に女吸血鬼のひとりとして出演するなどしていたようだ。
当然ながら、この試合を伝える記事は、次のようなトーンであった。
グラウンド脇には常に鏡が立てられていた。選手達はハーフタイムにその前に立ち、化粧直しに余念が無かった。(中略) 1試合分の料金で2種類の美人コンテストが楽しめるとは、儲けものである。
そのハーフタイム後、お気楽な試合は悪ふざけになっていき、同時に2つのボールが入れられてプレーされた。試合は一応スコアもつけられていたようで、10-10の引き分けであったという。
30年近い時が流れ、今日から女子ラグビーワールドカップ2010が始まる。そのスピード、迫力は男子のそれに遠く及ばないが、少なくとも彼女達は立派なアスリートとして激しくプレーするだろう。
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-- Posted by nao58








