ニュージーランド大会まであと 371

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背番号「F」と「J」

1983年4月30日、John Player Cup の決勝戦は大いに盛り上がっていた。賜杯にあと一歩まで登りつめたのは Bristol と Leicester。イングランドを代表する2人の名フライハーフ Stuart Barnes と Les Cusworth を擁する両チームの対決に、国中が注目した。

これは現代であれば「No.10対決」とでも書かれるところかもしれない。フライハーフ(=スタンドオフ)の背番号が10であることは、ラグビーファンなら誰でも知る常識である。しかしこの日、2人が背中につけていたのは「10」ではなく、それぞれ “F” と “J” の文字であった。 (続きを読む…)

[ラグビー関連映画] Forever Strong

アメリカ映画には稀な、ラグビーを中心に描いた映画。アメリカの高校ラグビーで最強を誇る伝統チーム “Highland” と、創立時よりチームを率い続けたカリスマコーチ Larry Gelwix に関する幾つかの実話を元に作られたドラマ。

ある種のスポーツものとして典型的なストーリー展開ながら、実話を元にしているだけあって人物描写が丁寧で説得力のある作り。ラグビーと、ラグビーに真剣に打ち込む学生達への愛が強く感じられる、非常に好感度の高い映画になっている。

アメリカで2008年に公開。 (続きを読む…)

パリ, 狂熱の元旦(後編): 恢復する傷跡

1913年の元日にパリでつけられた大きな爪痕は、第一次世界大戦という更に大きく深い傷によって抉り取られたかに見える。終戦から2年、人々は戦後の融和 – それは後になれば一時的な休戦に過ぎなかったわけだが – に向けて、再びスポーツという平和な戦争を楽しむ余力を取り戻しはじめていた。

1920年、戦後最初のファイブネイションズ緒戦は7年ぶりのフランス対スコットランドで、またしても元日のパリであった。否が応でも前回の対戦を思い出させる形の両国の対戦は、災禍から目を背けるのではなく、真正面から向き合うことを強要する形で実現されたことになる。 (続きを読む…)

パリ, 狂熱の元旦(前編): 快挙と暴動

「フランスのラグビーファンはイカれてる」

これはフランスがラグビーの国際試合に参入してきてから、合言葉のように英国ジャーナリストの間で使われてきた言葉であった。殊に1910年からファイブネイションズとなった大会にフランスが参入してからは、そのイカれぶりは更にヒートアップする。

何より協会やメディアを悩ませたのは、彼らが – その熱狂ぶりとは裏腹に – ラグビーの複雑なルールを、よく理解していないことでもあった。 (続きを読む…)

美女とラグビー

女子ラグビーワールドカップをはじめ、セブンスシリーズ、シックスネイションズ、五輪競技化など、ラグビーの近代化に伴い女性によるラグビーも一般的になってきてる。

しかし比較的最近までは、真剣にラグビーをプレーする女性というのは、ほとんど存在しない状況であった。「女子ラグビー」といえばチャリティーなどでの客寄せとして色物的に行われるのが常で、そこにラグビーの醍醐味を期待するような観衆は皆無であったろう。

写真は1974年、ロンドンで撮影されたものである。 (続きを読む…)

地獄の女たち、蛮人退治

今週末から開始される女子ラグビーワールドカップにちなんだ、女子ラグビーに関する物語…ではなく、”The Ladies from Hell” と呼ばれた屈強な男達のストーリー。

時は1964年、フィジー代表は初の欧州遠征を行う。
それまで、彼らは専ら積年の宿敵であるトンガやサモア、あるいはオセアニアラグビーをリードするニュージーランドやオーストラリアといった近隣国との試合経験しかなく、北半球国との対戦自体が初めてであった。
裸足に伝統的なグレーのスカートという姿で空港に降り立った彼らを、欧州メディアは “The Ladies from Hell” と呼んだ。 (続きを読む…)

国際試合の全戦績を閲覧可能に

各国のプロフィールに、過去の国際試合の一覧や、対戦国別の戦績ページを作成しました。

IRB加盟国全ての分を用意してあります。国別プロフィールから各国の詳細に入り、世界ランキング推移グラフの下にあるリンクから辿ることが出来ます。更に、相手国名をクリックすれば個別の対戦成績も見られます。例えば日本代表の戦績は、次のリンクから。

日本代表 国際試合一覧 | 各国別対戦成績 | 日本代表 vs 韓国代表 戦績
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[ラグビー関連映画] 生きてこそ

1972年10月、ウルグアイ・ラグビーを代表するクラブチームを乗せた飛行機が、チリ遠征の途中で消息を断つ。墜落したのは、極寒のアンデス山中。生存は絶望と見られ、捜索も打ち切られた。しかし、彼らは生き延びていた…

全ての生物を拒む銀嶺で、飢えと寒さ、絶望と闘いながら72日間を生き抜き、自力での脱出を成し遂げるまでを描いたドキュメンタリー。「アンデスの奇蹟」として世界中を驚かせたこの生存劇は、一方で死者を食料としていたことなどから、批判と好奇の対象にもなってしまいます。映画中にもそうした描写はありますが、そこだけに興味を注いでしまっては物語の本質を見失ってしまいます。 (続きを読む…)

[ラグビー関連映画] マーダーボール

ラグビー…とは言っても、「車椅子ラグビー」。元来は「マーダーボール(殺人ボール)」と呼ばれていた、アルミで作った装甲車のような車椅子をぶつけ合う過激なスポーツに命を賭ける男たちのドキュメンタリー映画です。2005年に公開されました。

積年のライバルであるアメリカとカナダの戦いを中心に、障害を背負って戦う多くの選手達を追いかけています。障害を背負ってしまった理由も、立ち向かい方も、その状態もそれぞれの彼ら。それらが共に戦っていく硬派な部分だけでなく、家族や友人、性生活なども含めたプライベートな部分にも触れられています。ドキュメンタリー特有の堅苦しさや単調さを感じさせない良作です。 (続きを読む…)

Rugg = Rugby + Digg + Twitter

ちょっとしたサブサイトを作ってみました。

Rugg – ワールドラグビー最新ニュース

簡単に言えば「Twitter上で話題になる度に自動的に投票されるラグビー関連Digg」です。イマイチよくわからない方は、簡単にですがこちらに説明を書いておきました。
ちょっと時間がある時に「どんなニュースが今、巷で話題なのかな?」と眺めるのに良いのではないかと。 (続きを読む…)